ブレージングワイヤ(CuSi3)0.8mm
引張強度: 380MPa 青銅合金
特にボディーパネルの等の継手接合に適し切削性や熱影響を抑え溶接ができます。
錆びたボディーや、亜鉛メッキの上に溶接可能です、その他穴埋めにおすすめします。
そして……1000Mpa以上の超高張力鋼板のプラグ溶接に適用
[用途] ホンダ車の1500MPa超高張力鋼板のプラグ溶接用(パルス溶接)に指定
※MAG溶接の継手温度はおよそ1500℃に達する。これは超高張力鋼板の性能に大きな熱影響を与える可能性がある。 MIGブレージングの継手温度はおよそ1000℃であるため、 MIGブレージングが用いられる理由である。
注意:1500MPa/980MPa級超高張力鋼板に対して溶接は可能ですが降伏点が2分の1以下になりま
す。同じ強度を必要とする場合は、EC-300か110をご使用ください。
突合せ溶接時に強度を出す為に、混合ガスをご使用ください。
●このブレージングワイヤーは、特に溶接時の溶け落ちを抑え0.4mmから(溶接機により)の薄板の溶接でも優れた溶接性を発揮します。さらに、亜鉛を焼かずに表面に流動し溶接部の耐食性を向上します。溶接時の歪の軽減、溶接時の湯境引けはスチールワイヤーと比べて10分の1です。さらに母材への熱影響を30%軽減します。
●HAZ(ヒートアフェクトゾーン/熱影響部)の強度の低下を抑えます。炭素鋼等の溶接時で、HAZ域の軟化層を抑え優れた延性を維持します。切削性にも優れています。優れた化学成分により錆びや焼けた熱の影響を受けて組成が変化した素材に対しても優れた溶接性発揮します。